2007年11月15日

「株価」と「景気」

景気

経済は、
右肩上がりに継続して上昇し続けることはありません。
「好況」と「不況」を繰り返しながら、
成長していくことが理想です。

当然、
「好況期」には株価は上昇しますし、
「不況期」には株価も下がります。
しかし、
株価の上昇・下降は
経済の「好況期」「下降期」に
全く一致して動く訳ではありません。

むしろ、
「株価」は景気に
半年ほど先行して動くと言われています。
従って、
「株価」は景気の先行指標
と言うことができます。


景気の変動は;

「不況」⇒「景気回復」⇒「好況」⇒「景気後退」 を繰り返しています。

ここで、
「与件1;金利」で説明した
金融政策を思い出してください。

政府日銀は不況時には、
「金利を低めに誘導」し
「市中の貨幣量を多く」することで、
景気を喚起する政策を実施します。

「不況時」には、
それほど資金需要が旺盛でないため、
余剰資金が株式市場に流れ込み、
株価が上昇する現象が生じます。
このことを
不況の株高「金融相場」と言います。

その後、
政府日銀の金融政策の効果が示現し、
企業の業績が良くなり始めますと、
企業業績を囃して
株価は更に上昇します。
この時点の相場を
「業績相場」と言います。

更に企業の活動は活発になり「好況」になりますと、
「インフレ」を抑制し
一気に景気が落ち込んで「恐慌」にならないように、
日銀は前もって
「金融引き締め政策」を行います。
この時「株価」は
先取りして下降し始めます。
このことを
「逆金融相場」と言います。

そして、
企業業績が下降し始め、
「景気後退」が始まりますと
株価も下降を続けます。
これを
「逆業績相場」と言います。

この様にして
景気循環と株価は連動しながら
循環しているのです。
この循環を対応させて見ますと、

「不況」(金融相場)⇒「景気回復」(業績相場)⇒「好況」(逆金融相場)⇒「景気後退」(逆業績相場)となります。

株式相場は
景気循環を先取りして
動いていることが理解できます。
posted by 美樹本恵吾 at 17:33 | TrackBack(0) | 株式情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月14日

価格が日々決められています

商品市況

商品市況では、
私たちの生活や企業活動に必要な
原材料・非鉄・金属・農産物など
様々な商品の取引が行われて
価格が日々決められています。

例えば、
「原油相場」ですが
2001年末には
1バーレル20ドル前後だった原油価格は
2005年8月には
70ドルに一瞬乗せました。
その結果、
原油関連株は軒並み高騰しました。

反面、
アメリカ株は、
原油高騰で
全体的には消費に与える影響が大きいと
売られました。

金価格は、
1999年8月には、
1トロイオンス252.5ドルだったものが
2005年12月には
538.5ドルと2倍以上に高騰しました。
日本一の産金株、住友金属鉱山は
215円が1500円まで買われました。

その他、
非鉄金属なども高騰していますが、
それに準じて
非鉄株も高騰しています。
このように、
商品市況が株式市場に与える影響は
大きいのです。

こんなところにも
株式市場が経済的な与件に大きく影響されることが
理解できると思います。
常に注意しておきましょう。
posted by 美樹本恵吾 at 16:40 | TrackBack(0) | 株式情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月13日

レートが株価に与える影響とは?

為替相場

「為替相場」も金利と並んで
株価に大きく影響を与える「与件」の一つです。
よくマスコミの報道などを見ていますと、
円安に振れたため「輸出関連株」を中心に買われたとか、
急激な円高で売られたとかのコメントを耳にします。

ここでは与件としての為替相場が
株価に与える影響を勉強する前に、
為替とはどういうものかを理解しておきましょう。
「為替相場」とは
世界各国通貨の交換レートのことを指します。

私たちは
日本の株式を中心に売買します
(ニューヨークや香港などで米株・中国株を買う方もいらっしゃると思いますが)ので、
円に対して諸外国の通貨が幾らか
知っておく必要があります。

特に「アメリカ・ドル」との交換レートが
株価に与える影響は大きいので、
常に注意を払っておきましょう。

例えば1ドル=100円の時は、
1ドルの商品を買うのには100円で買えます。
また、
100円の商品を売ると
1ドルの支払いを受けることになります。

それでは、
1ドル=120円でしたらどうでしょうか。
この場合は、
1ドルの商品を買うのに120円支払うことになります。
そして、
100円の商品を売ると
約0.833ドルの支払いを受けられます。

1ドル100円がもし1ドル120円(円安)になると
外国から商品を買う場合は、
「値上げ」と同じ結果になり、
輸入コストが高くなり
商品や原料が高くなります。

外国に商品を売る場合は
「値下げ」と同じことになりますので、
他国の商品より価格競争力がつき、
輸出が盛んになります。


このように、
与件としての為替相場は
企業活動に色々な面で
影響は与えることを理解しておきましょう。
しかし、
為替相場が株式相場に与える影響は
上記のような単純な方程式で
把握できるものではありません。

そこで、
為替相場が株価に与える影響について
詳しく勉強しておかなければなりませんが、
この勉強は
後半に譲ることと致します。
posted by 美樹本恵吾 at 16:05 | TrackBack(0) | 株式情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月12日

金利と株価の関係

金利が株価に与える影響は?

「金利低下」⇒「お金が借りやすい」⇒「企業業績好調」⇒「株価高」
「金利上昇」⇒「お金が借りにくい」⇒「企業業績不調」⇒「株価安」

という方程式が成り立ちます。

それでは、
金利が高くなったり、低くなったりするのは
どのようなメカニズムが働いているのでしょうか?
基本的に経済は、
需要と供給のバランスで成り立っています。
与件としての金利についても
このメカニズムは働いています。

景気が良く、経営資金が必要な時(お金の需要が旺盛な時)は
「金利が高くなり」
今度は反対にお金が借りにくくなるため
景気が悪くなります。

一方、
景気が悪く資金を必要としない時は
「金利が低くなり」ます。
そこで、今度は、お金が借りやすくなり
景気は良くなります。

ところが、
このメカニズムをそのまま自由にしておきますと
「好況」と「不況」の波が大きくなり、
人々の生活に大きく影響を与えてしまいます。
「好況」の時は良いのですが、
「不況」の落ち込みが激しく
「大恐慌」になってしまうと、
たくさんの企業が倒産し、
失業が社会に蔓延し、
経済に大きな打撃を与えてしまいます。

そこで、
政府日銀は、
このメカニズムを利用し先回りして、
「大恐慌」や景気が「過熱」して「インフレ」にならないように、
市場に流通しているお金の量を調節したり、
直接「金利」を「公定歩合」を通じて上下させて
景気の調整をしています。

この金融政策に株価は敏感に反応しますので、
いつも注意を払っておくことが大切です。
posted by 美樹本恵吾 at 16:22 | TrackBack(0) | 株式情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月09日

注文はいつでもできますが…

株は好きな時に売買できるのか?

貴方が、
株式の売買注文を出すのは
契約先の証券会社ということは、
既に学びました。
証券会社は、
営業時間内なら
いつでも売買注文を
受け付けてくれます。
インターネット取引を利用する場合には、
24時間いつでも売買注文を
出すことはできます。

しかし、
証券取引所は
24時間取引しているわけではありません。
証券会社で受け付けられた売買注文は、
即座に証券取引所へ発注されますが、
証券取引所の取引開催中の時間帯なら直ぐに売買されますが、
取引中でない時は
翌日の寄り付きからの注文になります。

「ポイント1:株価はどのように決まるのでしょう」の項で
証券取引所の取引日時について
具体的にご説明しておきました。
もう一度思い出して下さい。

以下が、簡単な内容です;

(証券取引所で株が売買されるのは「前場」「後場」の1日2回です。
年間の取引は1月4日から12月30日まで(土日祝祭日は休み)です。
「前場」は9時から11時まで、「後場」は12時30分から15時までです。)

上記の時間帯でしたら
ほぼリアルタイムに
貴方の売買注文は、
売買価格が合えば成立します。
しかし、上記の日時以外でしたら
翌取引日になります。
posted by 美樹本恵吾 at 15:16 | TrackBack(0) | 株式情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月08日

「日経平均株価」と「TOPIX」

株式市場の全体の動きを理解する

市場全体の動きに触れておかなければならないのは、
どんなに優良な銘柄で、
一見独自の動きをしているように見えても、
最終的には、
全体の動きに同調し
吸収されていくということす。

それでは、
全体の動きを私たちに教えてくれる
(株式市場の全体の動きが解る)ツールは
何があるかといいますと、
貴方もご存知の、
よくニュース等でも毎日放送されている
「日経平均株価」と「TOPIX」(東証株価指数)があります。

この他、
あまり表面的に現れてきませんが
「単純平均」は、
個人的には相場の流れを判定するのに
とても有効だと考えています。

この他、
「業種別平均」の上昇率の比較は
どの業種が相場の牽引役になっているか、
下がっているか、上がっているか、買って儲かるかが
理解できますので便利です。
そして、
銘柄の絞込みや
ポートフォリオの作成にも
利用できると思います。

「日経平均株価」・・・この株価指数は、「日経225」「日経平均」「日経ダウ」などと呼ばれています。東証1部の代表的な225銘柄をある算式で計算し、指数化したもので、先物としても売買されており(シカゴ日経先物としても取引されている)先物の値動きが大きく現物の平均株価に影響を与えることもあります。

日経平均は全体の市場動向を把握するには良い指標ですが、225銘柄に限定されていますし、単純平均を用いることから一部の値高株の上下に結果が大きく影響されるという場合もありますので、その点を考慮しておきましょう。
この指標は、1970年から日本経済新聞社が公表しており、
1991年からは時代を反映した、流動性の高い銘柄との入れかえで指標の信憑性が保たれております。

「TOPIX」・・・・「TOPIX」(東証株価指数)は、東証が1968年1月4日の1部全体の時価総額を「100」として、どれくらい増減したかを指数にして発表しています。

全銘柄を対象としているため、「日経平均株価」に比較してより全体の動きを忠実に反映していると評価されています。NHKは他の民法と同じく日経平均と一緒にTOPIXも放送していますが、他の民法が日経平均株価を先に紹介するのに対して、NHKはTOPIXを先にして重要視しています。
これは、ITバブルのころ日経平均株価が比較的ハイテク銘柄の構成比率が高いのに対し、TOPIXは銀行株なども含まれているため二極分化が進み日経平均は日々続伸しても、TOPIXはあまり上昇しないどころかマイナスになることもあったため、全体を把握する為にはTOPIXが適当と考えているからです。
posted by 美樹本恵吾 at 19:45 | TrackBack(0) | 株式情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月07日

株価の決定要因

なぜ株価が変動するのでしょう?

株価は、
企業の現在価値を表示しています。
当然企業の価値は、
あらゆる政治経済などの企業を取り巻く環境によって
刻一刻と変化します。
ここでいう変化とは、
将来の企業の評価まで含めた
価値の変化です。

勿論、
現在の1株実質価値は
「純資本÷発行済み株式数」で
割り出すことができます。

しかし、
株価はまず現在の実質価値と
一致することはありません。
それは株価が先の先までの企業価値を
織り込む習性があるからです。
そこで株価を決定する要因は
どんなものがあるのでしょうか。

株価の決定要因には
大きく分けて
「企業独自の要因」と
企業活動をとりまく
「政治経済の与件としての要因」です。

「企業独自の要因」としては;

 第一に、何と言っても「企業の業績」です。この企業業績は直接的に株価に影響します。
 第二に、企業の製品開発力やブランド・人気度など。
 第三に、新しく市場を創造する新製品やサービス・新技術の評価。
 第四に、将来の経営戦略が時流を捉え、将来性に富んでいる。

 その他、ということになります。


「政治経済の与件としての要因」としては;

 第一に、金利や為替などの経済的与件の変化。原油等の商品市況。
 第二に、政治動向。特にアメリカの政策と日本の政策。
 第三に、時代背景。自然環境。
 第四に、国際情勢。海外の市場、紛争や戦争など。

この他にも多くの要因がありますので、
色々なニュースに注意を払い、
株式がどの様に動くか
常に注意を払っておくことが大切です。


◎短信メモ;時価総額

株式投資をしていますと
よく時価総額という用語を
耳にする機会が多くなります。
時価総額は
個別銘柄と市場全体の全ての上場銘柄で
使われることがあります。
個別銘柄時価総額は、
現時点の株価に上場株数を乗じて計算します。
一方、
市場全体の時価総額は、
ある時点での上場している銘柄の時価総額の合計で算出されます。
posted by 美樹本恵吾 at 19:41 | TrackBack(0) | 株式情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月06日

何株買えるか?

株はバラ売りしないのですか?

貴方が、
株式市場で株式を売買をするときは、
まず銘柄選定をするでします。
その株の現在株価の表示は
1株の値段を表しています。
貴方は、
手持ちの資金と見比べて
何株買えるか計算します。

ところが、
株式を売買するには、
取引単位が銘柄ごとに決まっていますので、
その取引単位の倍数で買わなければなりません。
一般的に、
多い単位は1,000株です。
しかし、
値高株(5,000円とか10,000円以上とか)を
1,000株単位で買うのは
相当の資金力がないと買えません。

そこで、
値高株には、
多くの投資家が買いやすいように
100株単位や500株単位の銘柄がありますし、
新規上場した銘柄などは
数十万円とかの株価で売買されているため
1株という売買単位で買える銘柄もあります。

貴方の投資資金に応じて
取引単位の倍数で
売買株数を決めることができるのです。
posted by 美樹本恵吾 at 16:51 | TrackBack(0) | 株式情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月05日

証券会社の業務内容

「証券会社」の役割とは?

証券会社は
株や債券に関する色々な業務を遂行しています。
列挙してみますと、
「売買委託業務」
「自己売買業務」
債券や株の「引き受け業務」
「売り出し・募集業務」
などを手掛けています。

「売買委託業務」・・・投資家が株式売買などをする際に、直接「証券取引所」に発注することができないので、証券会社に仲介を委託します。証券会社は投資家の代わりに「株式売買委託手数料」をとって代行します。

「自己売買業務」・・・証券会社は取引の仲介をするだけでなく、自らも株式を売買して売買利益を追求します。このことを「ディーリング」といいます。

「引き受け業務」・・・企業が株や債券を発行する場合、証券会社に委託料を払って引き受けてもらい、証券会社が投資家に販売する業務を行います。

「売り出し・募集業務」・・・引き受け業務とこの売り出し業務のことなるところは、引き受けは企業が新規に発行する株式など(まだ発行されていない株式など)を引き受けるのですが、「売り出し業務」は公募など既に発行済みの株式や債券を対象にしています。この場合、売れ残った株や債券を引き取る必要はありません。つまり、募集業務ということになります。
posted by 美樹本恵吾 at 16:12 | TrackBack(0) | 株式情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月02日

証券取引所

「証券取引所」ってどんな所?

証券取引所は、
東京・大阪・名古屋・札幌・福岡にあります。

日本だけでなく世界中の人が、
日本の株を売買するため
証券会社を通して注文を出します。

個別に売買すると
なかなか相手を見つけられない場合でも、
証券取引所を通じて一堂に会して売買すれば、
大量にしかも適正価格で売買が可能です。

そのような機能を持った施設を
「証券取引所」といいます。

東京、大阪、名古屋の各証券取引所には、
上場基準によって
1部と2部があります。

また、
東証には外国部も
併設されています。

取引に参加できるのは、
取引所の会員になっている
証券会社だけです。

貴方が、
株式を売買するには、
一定の手数料(各社で差異あり)を支払って、
証券会社を通じて
売買してもらうことになります。

証券取引所では、
大勢の人が独特のサイン(手振り)で
取引をしていました(立会場取引)が、
最近ではコンピュータのシステム取引がとってかわり
貴方のパソコンから注文を出せば瞬時に売買でき、
手数料も大変安くなりました。
posted by 美樹本恵吾 at 16:08 | TrackBack(0) | 株式情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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