2008年01月17日

グレアムとバフェット

グレアム流投資法

ベンジャミン・グレアムは
実はウォーレン・バフェットの師とも言うべき人で、
バフェットはグレアムの会社にいたことがあります。

グレアムの投資法は、
企業内部のファンダメンタルズ
(例えば、経営者の能力、企業の市場占有率、等)は
投資判断要素には入れず、
もっぱら貸借対照表などの分析に
主眼をおきました。

グレアムは「投機」を徹底的に排除して
「投資」でないものには
決して手を出すことをしませんでした。

彼の「投資」は
流動資産から流動負債を引いた差額よりも
安い価格に放置されている株が
「投資適正」のある株と見立てて投資します。
彼にとってはそのような銘柄が
値上り余地のある利益を実現できる
最高のものだったのです。

バフェットがグレアムを師と仰いだことから、
株価が本来の企業価値よりも
安く放置されている場合に
投資のチャンスと捉える手法は
全く同じという点は
頷けますね!

しかし、
全てが全く同じであったわけではありません。
二人とも「バリュー株」投資という点では一致していましたが、
他の面で色々な相違点もありました。

以下はその相違点を比較したものです。
ご覧ください。


(投資の対象となる銘柄「企業」)

グレアム;普通一般的企業(他社と同一製品を扱う普通の企業も対象とする)
バフェット;市場独占企業(他社より優れた事業資源を持つ企業を対象)

(投資の価値)
グレアム;バランスシート(貸借対照表)分析中心の企業価値
バフェット;将来的な収益性をも加味した企業価値

(株式の保有期間)
グレアム;企業価値と市場価格が同一となった時売却
バフェット;市場占有率が落ち始めるまで長期保有

(投資法)
グレアム;多数の企業・銘柄・業種へ分散投資
バフェット;市場占有率の高い企業・銘柄への集中投資
posted by 美樹本恵吾 at 16:50 | TrackBack(1) | 株式情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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