2008年01月11日

「金融相場」と「逆金融相場」

相場の種類とお金の流れ

「不景気の株高」とは
よく言われる格言です。
なぜ「不景気」であるのに
株が高くなるのでしょうか。
その底流には
不景気時の「政府・日銀」の
金融政策があります。

景気が循環することは
資本主義経済の鉄則ですが、
「日銀」は通貨の発行の業務と同時に、
景気の番人としての金融・金利政策を
司る役目をもっています。

景気がたとえ悪くなっても、
恐慌などの大不況に陥らないように、
また景気を浮揚させるために、
「金利(公定歩合)を低く誘導」し、
「マネーサプライ」を増加させ
金融緩和政策によって
市中に潤沢な資金を供給します。

この時、
景気はまだ回復していませんから、
潤沢に供給された資金の需要はまだ少ないので、
お金は「金余り」の状態になります。
株式市場にこの過剰になったお金が流れ込んで
株価が高くなります。
そして、
このような相場を
「金融相場」と呼んでいます。

この反対に、
過熱気味の景気を冷やすために
「金融の引き締め」を実施することもあります。
この時は、
金利を高くしてお金の供給を少なくしますので、
市中に流通するお金はショートします。
結果的に、
株式市場からお金が出てゆき
株価は低下傾向を示します。
このような相場を
「逆金融相場」と言います。

このように
お金の流れによって
相場の内容(種類)も変わってきます。
一般的に言って、
株式市場のサイクルは

「金融相場(株高)→ 業績相場(株高)→ 逆金融相場(株安)→ 

逆業績相場(株安)」を繰り返します。

そこで貴方が、
株式投資をする際に、
いま相場はサイクルの何処に位置するのかを
しっかりと把握しておく必要があるわけです。
なぜなら、
株式市場の相場年齢によって
投資の戦略は、
大きく変わってくるからです。
ここは、大変重要なポイントです。
posted by 美樹本恵吾 at 14:39 | TrackBack(0) | 株式情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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