証券会社は
株や債券に関する色々な業務を遂行しています。
列挙してみますと、
「売買委託業務」
「自己売買業務」
債券や株の「引き受け業務」
「売り出し・募集業務」
などを手掛けています。
「売買委託業務」・・・投資家が株式売買などをする際に、直接「証券取引所」に発注することができないので、証券会社に仲介を委託します。証券会社は投資家の代わりに「株式売買委託手数料」をとって代行します。
「自己売買業務」・・・証券会社は取引の仲介をするだけでなく、自らも株式を売買して売買利益を追求します。このことを「ディーリング」といいます。
「引き受け業務」・・・企業が株や債券を発行する場合、証券会社に委託料を払って引き受けてもらい、証券会社が投資家に販売する業務を行います。
「売り出し・募集業務」・・・引き受け業務とこの売り出し業務のことなるところは、引き受けは企業が新規に発行する株式など(まだ発行されていない株式など)を引き受けるのですが、「売り出し業務」は公募など既に発行済みの株式や債券を対象にしています。この場合、売れ残った株や債券を引き取る必要はありません。つまり、募集業務ということになります。